松尾大社の「神幸祭」には、今も社頭に渡御の道中安全を祈願する祭儀が行われる。
月読命を崇敬された聖徳太子の徳を称え祀ったと言われる。
神功皇后が筑紫に滞在された際、腹を撫でて安産されたという石を月読尊の神託により、
舒明天皇が伊岐公乙等を筑紫に遣わして求められ、当社に奉納されたという伝説(擁州府志)がある。
安産の神として今もその霊験を慕うて参る人が多い。