祭典・行事

  1. ホーム
  2. 祭典・行事
  3. 年間祭儀予定
  4. 節分祭

「節分祭」

節分の由来

節分とは古来は季節のはじまり立春・立夏・立秋・立冬の前日をさし、四季の節目(季節を分ける)を意味していましたが、旧暦では『立春』が年の始まりにあたることから、いつしか特に立春の前日を指すようになったと言われています。室町時代中期以降、悪鬼・疫病退散を目的として盛んに行われて来た祭事で、中でも古代中国から宮中に伝えられた『追難(ついな)の儀式』が次第に時代を経て、豆を撒いて悪霊退散を願う民間儀式に変遷して行ったものです。

松尾大社の節分祭

松尾大社の節分祭は、午後1時半から御本殿において『節分祭』の祭事が執り行われた後、当社宮司による豆撒きで疫鬼を払いながら本殿中門より拝殿に移動し『追難行事』が執り行われます。続いて、拝殿では宮司が弓を構え弦を3回引き、「松尾の神に祈らむ梓弓 弦の音きけば悪魔退く」と、和歌を唱えて疫鬼の退散を念ずる『鳴弦破魔弓神事』が執り行われます。『鳴弦破魔弓神事』・『四方奉射神事』に引き続き、第一回目の福男・福女による『福豆まき』は午後2時頃(予定)から、また午後3時半頃(予定)からは、再び同じ場所にて第2回目の『鳴弦破魔弓神事』・『四方奉射神事』のあと、福男・福女による『福豆まき』が行われます。

奉納 石見神楽

午前10時頃より拝殿では、島根県益田市『石見神楽』奉納が行われます。
◆ 島根県「石見神楽」(種神楽)奉納は午前10時頃から~正午12時頃迄、「拝殿」にて行われます。(昭和五十二年島根県益田市の民俗芸能無形文化財に指定)
◆ 出雲神話の主人公である素戔嗚尊が当社祭神・大山咋神の祖父神にあたる由縁もあって、遠路はるばる島根県益田市よりお越しただき、毎年この節分祭においてご奉納頂いております。
◆ 素戔嗚尊(スサノヲノミコト)の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する場面は圧巻です。