4月6日現在 “満開”です。
平成30年4月2日 撮影
本年は境内の山吹の開花が例年よりも一週間程度早く、一重の山吹は満開となっています。
このまま暖かい日が続けば八重も一斉に咲くと思われ、来週が見頃となるでしょう。

以下、昨年平成29年4月21日撮影の画像です。
  

以下、昨年平成29年4月18日撮影の画像です。
  ← 珍しい“白やまぶき”です。

…やまぶきとは? …やまぶきのおはなし …やまぶき見所ポイント
… やまぶき …
山吹はバラ科の低木で、桜が散る晩春に開花を迎えます。
新緑の葉を背に開いた花は黄金色に輝き、鮮やかでひときわ人目を引きます。
花の匂いはバラ科特有な高貴な香りがし、その優雅な姿と共に、つけられた花言葉は、
−崇高(すうこう)、気高(けだかい)−とされています。
日本と中国に原生分布し、今でも旧家の庭にはよく山吹きを見掛けますが、かつては枝の中心部分を占める(ずい)が、行灯(あんどん)などの灯心に利用されるなど、重宝な植物であったからでしょう。
品種としては現在、「一重(ひとえ)」「八重(やえ)」「菊咲(きくざき)」の三種類で、八重咲き型が最も観賞用に好まれているようです。
山の谷間で枝が風に揺れ動くさまから「山振」と呼ばれたのが語源といわれ、『万葉集』に山振と記した歌があります。
『枕草子』では「大きにてよきもの」として桜と山吹が併記されています。
… 山吹と太田道灌(おおたどうかん)…
室町時代の武将で、江戸城を築城したことで名高い太田道灌は、ある日鷹狩りに出た際、雨に降られたため近くの小屋に入って蓑みのを貸してくれるよう申し入れたところ、若い女性が無言でやまぶきの花を一枝差し出しました。
道灌は花を貰いに来たのではない、誠にけしからんと怒って帰ってしまいました。
後日、この件を聞いたある人が、八重やまぶきの花に実のならないことを我が家に蓑が一つも無い侘びしさに掛けて、古歌の心を伝えたのだと道灌に教えたのです。
その古歌とは、……
   「七重八重 花は咲けども山吹の みのひとつだになきぞかなしき」……
兼明(かねあきら)親王『後拾遺(ごじゅうい)和歌集』
道灌は無学を恥じ、これより歌道に励んだといわれます。
       ※兼明親王・・・醍醐天皇の皇子(914−987)
       ※『後拾遺和歌集』・・・白河天皇の勅命により応徳三年(1086)に完成


↓  以下、一昨年平成28年4月18日“満開時”の画像です。  ↓


松尾大社境内図