災除祈願
松尾大社は、平安時代より、その類い希な霊力によって、「松尾の猛霊」と崇められるとともに、皇城鎮護の神(都の守り神)と称えられた、京都最古の神社の一つです。太古より、知らず知らずのうちに身にふりかかった災い・禍事・穢れが、その「猛霊」と称された霊力によって悉く祓い清められると伝えられて参りました。松尾大社では、厄年の方の厄除祈願のほか、さまざまな災除のご祈祷を厳修致します。
〈受付〉
毎日、午前9時~午後4時まで随時受付。
但し、恒例祭典などにより、時間帯によっては御本殿でのご祈祷が出来ない場合もございますので、ご希望の方は、前以ってお電話等でお尋ねいただきますようお願いいたします。
〈特別撤下品〉御祈祷の方には「災除守」を授与
この「災除守」に使われる「麻」は、古代より貴重品として、また不浄を清める霊力があると信じられ、人々の罪穢れを祓うための贖物(あがもの)、神様にお供えする幣物として珍重に扱われて参りました。今の時代でも全国どこの神社においても、祭事やご祈祷の前には、この麻を取り付けた「大麻(おおぬさ)」という祓具により、祭具をはじめ参列者や祭事に関わる人々に至るまでが祓い清められます。