境内のご案内

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神像館

「神像館」では、写真掲載のご神像含め、松尾大社に現在所蔵されています御神像21体が展示されております。写真掲載の三体の御神像は平安時代初期の作で、等身大坐像・一木造り、我が国の神像彫刻中、最古最優品として重要文化財に指定されており、これらの神像は当社御祭神を表わすとされ、老年像を大山咋神、女神像を市杵島姫命、壮年像をその御子神として表わしたものであると言われております。館内には、この御神像三体の他に、古くから当社の摂社・末社に祀られ宝物として収蔵され最近になって明らかになりました御神像十八体が展示されております。平成22年に学術調査を行い、いずれも平安時代後期より鎌倉時代の作と言われ、その中には、彩色が現在も残る像や、御神像中最古「康治二年」(1143)の銘が像底にある像、能面の翁のルーツといわれる笑相の像、僧形をなした像など、神仏習合・平安時代末期の末法思想の中で作られた歴史的にも価値のある重要な御神像ばかりです。館内にお入りいただくと、向かって左側に「室町時代初期の境内図」、「平安時代末期の社会情勢・当社神主東家の系図」を展示、右側には京都の写真家「水野克比古」氏の撮影による松尾大社の四季折々の風景が展示されております。

  • 神像館・松風苑三庭の拝観には、『庭園拝観料』が必要です。

開館時間:午前9時 ~ 閉館:午後4時まで日・祝日は午後4時30分に閉館します。

[松尾大社の御神像]

男神像(老年)
男神像(壮年)
女神像